陣痛と前駆陣痛の見分け方、陣痛の間隔の測り方、自宅での陣痛初期の過ごし方、すぐに連絡すべきサインについて解説します。
お産の進み方は人それぞれで、特に初めての場合は、本当に陣痛が始まったのかどうか見分けにくいことがあります。サインと連絡先を知っておくと、落ち着いて過ごせます。妊娠後期に入る前に、産科病棟または病院に、どのタイミングで連絡してほしいかを確認し、電話番号をスマートフォンに登録しておきましょう。
陣痛は、お腹全体が締めつけられるように感じられ、痛みが強まってピークを迎え、そのあと和らいでいきます。最初のうちは生理痛のように感じることがあり、腰から始まることもあります。
おしるしは、陣痛が始まる数日前に起こることがあります。妊娠37週以降は、おしるしだけであれば、通常はすぐに受診する必要はありません。妊娠37週より前におしるしがあった場合、規則的なお腹の張りがある場合、少しでも水っぽいものが漏れる場合、または出血がある場合は、すぐに産科病棟に連絡してください。破水したかもしれないと思ったら、タンポンではなくナプキンを当て、液体の色を確認できるようにして、時刻を控えておきましょう。
ブラクストン・ヒックス収縮(前駆陣痛)は妊娠後期によく見られます。たいていは不規則で、強くならず、休んだり、歩いたり、体勢を変えたりすると治まることが多いです。本物の陣痛は、途切れずに続き、だんだん強く、間隔も短くなり、動いても和らぎません。判断がつかないときは、遠慮なく電話で相談してください。それが医療チームの役割です。
開始時刻を記録する
陣痛が始まった時刻を、そのつど書き留めます。
間隔を測る
1回の陣痛の始まりから、次の陣痛の始まりまでの時間を測ります。
続く時間を記録する
お腹の張りが始まってから和らぐまでの時間を数えます。
初産の場合、一般的な目安は、陣痛が約5分おきに来て、1回あたり約1分続き、そのパターンが約1時間続いたら連絡することです。ただし、出産経験がある場合、病院まで遠い場合、早めに受診すべき医学的な理由がある場合などは、医療チームから別の指示が出ることがあります。
陣痛初期は、特に初めての出産では何時間も続くことがあり、医療チームが了承していれば、自宅のほうが楽に過ごせることが多いです。体を起こして動き続け、陣痛の合間には休み、少しずつ水分をとり、軽い食べ物を食べましょう。温かいシャワー、ゆっくりした呼吸、マッサージも役立ちます。夜間であれば、お産が長引くこともあるため、陣痛の合間に休んだりうとうとしたりするようにしましょう。立ち会う方がいる場合は、陣痛の時間を測ったり、そばにいてくれたり、準備を進めてくれたりします。
破水した場合、出血がある場合(おしるしに混じる筋状の血より多いとき)、赤ちゃんの動きがいつもより少ない場合、絶え間ない痛みや強い痛みがある場合、発熱や体調不良を感じる場合は、すぐに産科病棟または病院に連絡してください。妊娠37週より前に規則的な陣痛が起きた場合や破水した場合も、すぐに連絡してください。
羊水が緑色や茶色だったり、嫌なにおいがしたりする場合は、赤ちゃんをすぐに診察する必要があるかもしれないため、連絡の際にその旨を医療チームに伝えてください。大量の出血がある場合、へその緒が見えたり触れたりする場合、または赤ちゃんが非常に早く生まれそうな場合は、緊急通報サービス(救急)に連絡してください。
ちょうど予定日に生まれる赤ちゃんはわずかで、特に初産では予定日を過ぎることもよくあります。医療チームから追加の検査が提案され、誘発分娩についても相談があります。陣痛が始まるまで、そして陣痛中も、赤ちゃんの動きに注意を払い続け、動きが減った、止まった、または変わったと感じたら連絡してください。
入院バッグ、妊婦健診の記録、スマートフォンの充電器、連絡先の電話番号は、玄関の近くにまとめておきましょう。受診すべきか迷うときは、待つよりも早めに電話するほうが常に安心です。
本記事は情報提供のみを目的としており、医学的なアドバイスではありません。少しでも気になることがあれば、助産師または医師に連絡してください。
NHS — Your pregnancy and baby guide (nhs.uk/pregnancy)
ACOG — Patient FAQs (acog.org/womens-health/faqs)
WHO — Recommendations on antenatal care for a positive pregnancy experience
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