Preparing for baby

チャイルドシートの基本

赤ちゃんを車に乗せる予定があるなら、たとえ退院時に自宅へ帰るだけでも、チャイルドシートの選び方、取り付け方、赤ちゃんを安全に固定する方法、点検の受け方を知っておきましょう。

赤ちゃんを車に乗せる予定がある場合は、出産後の帰宅時だけであっても、新生児から使えるチャイルドシートが必要です。退院前にチャイルドシートがあるかどうかを確認する病院もあります。数週間前に準備しておけば、新生児を抱えながら使い方を覚えることにならずに済みます。

シートの選び方

赤ちゃんは後ろ向きのシートに乗せます。ベースに着脱できる乳児用キャリアタイプのシートから始める家庭が多い一方、車に付けたままにでき、のちに前向きにも使えるコンバーチブルタイプを使う家庭もあります。

可能であれば、安全上のリコール情報を受け取れるよう、メーカーにシートを登録しておきましょう。

車への取り付け

チャイルドシートの取扱説明書と車の取扱説明書の両方を読みましょう。この2つを合わせて読むことで、どの座席位置が使えるか、また車に備え付けのアンカーまたはシートベルトのどちらかを使ってどのように取り付けるかがわかります。

1

位置を選ぶ

赤ちゃんには後部座席が最も安全です。作動するエアバッグの前に、後ろ向きのシートを絶対に取り付けないでください。

2

しっかり固定する

取り付けたシートは、ベルトが通っている部分を引いたときに、左右にも前後にも約1インチ(2.5cm)以上動いてはいけません。

3

角度を確認する

後ろ向きのシートには角度インジケーターがあります。新生児の頭が前に倒れないようにシートを調整してください。頭が前に倒れると呼吸に影響することがあります。

4

練習する

出産予定日までに、シートの取り付けと取り外しを数回行い、人形や丸めたタオルをシートに固定する練習をしておきましょう。

多くの地域で、訓練を受けた技術者によるチャイルドシートの点検が受けられます。病院や産科病棟、またはシートを購入した店に問い合わせてみましょう。簡単な点検で、よくある取り付けミスを見つけられることがあります。

赤ちゃんの固定のしかた

赤ちゃんには薄手の服を重ねて着せましょう。かさばるコートやスノースーツは、衝突時につぶれてハーネスがゆるくなってしまいます。先に赤ちゃんをシートに固定し、そのあとハーネスの上から毛布をかけて温かく保ってください。

シートに付属していたもの、またはメーカーが承認したものだけを使いましょう。後付けのヘッドサポート、クッション状のインサート、ストラップカバーは、衝突時のシートの働きを変えてしまうことがあります。

移動中のこと

チャイルドシートは移動のためのもので、睡眠のためのものではありません。目的地に着いたら赤ちゃんをシートから出し、平らで安全な睡眠スペースに仰向けに寝かせましょう。長時間の移動では、赤ちゃんをシートから出すための休憩を定期的に計画し、可能であれば大人が後部座席に座って赤ちゃんの様子を見守ってください。

お子さんは、シートの身長・体重の上限までは、できるだけ長く後ろ向きのままにしましょう。後ろ向きのシートは、頭、首、背骨を最もよく守ります。

タクシーやライドシェア、他の人の車を使う予定がある場合は、事前に計画しておきましょう。その場合も赤ちゃんには適切なシートが必要です。お持ちのシートが他の車にも合うか、またはサービス側がシートを用意してくれるかを確認してください。赤ちゃんを膝の上に乗せて移動することは絶対にしないでください。腕に抱いていても、衝突時には安全ではありません。

たとえ1分でも、赤ちゃんを車内に1人きりにしないでください。車内の温度は非常に早く上がります。衝突事故のあとは、見た目に問題がなくても、メーカーの指示に従ってシートを交換してください。

情報提供のみを目的としており、医療上のアドバイスではありません。何か気になることがあれば、助産師または医師にご相談ください。

出典

NHS — Your pregnancy and baby guide (nhs.uk/pregnancy)

ACOG — Patient FAQs (acog.org/womens-health/faqs)

WHO — Recommendations on antenatal care for a positive pregnancy experience

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